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執筆者の写真古谷拓之

迷いを吹き飛ばすもの

一歩踏み出そうか、それともやめておこうかと迷いが生じた時、それは無意識では本当はやりたいと思っている可能性が高いのですが、それでも動かない場合は、それは自分にはやれないと考えていることが原因になっていることが多く、つまりエフィカシー(自己の達成能力の自己評価)が十分に上がっていない可能性があります。

人は自己のイメージ通りの範囲内でしか行動しません。 やれないと考えるのは過去の失敗した経験や 人から言われたことが基になっている自己イメージの影響を受けていることが多いものです。つまり、過去に縛られていることがとても多いのです。

ただ、過去はもう戻ってきません。

過去が未来になっていくのではなく、時間は未来から流れくる。未来が現在になり、今起こっていることは過去へとどんどん遠ざかっていく。 物理法則から見てもそれは何もおかしなことではありません。

過去の連続性の中で生きているわけではなく、未来からの流れの中にいるのです。そしてその未来は自分で決められます。より遠くのゴールを達成している自分を強くイメージすると大きく人生が変わってきます。隠れて見えてこなかったことが見えてきます。

エフィカシーも過去に根拠を置く必要がない分、自身で決めることができます。 なにも自分の力に対して自分で上限を設け、素晴らしい能力に蓋をする必要もありません。今ある課題に対しての解決法を見いだせる力が当然のようにあるのです。むしろ素晴らしい未来が待っていると言えるでしょう。ゴール側の臨場感を高めていると、気づいたら行動しています。単純に高めるだけではなく、本気で高めていく。そうすると、実際にゴールが達成されていくのです。

しかし、それもゴール設定がされていないと何も変化しません。そしてすぐに達成できそうなことをゴールにしても、今の自分ができそうなことでしかないため、無意識は現状から変わる必要はないと判断し、ますます現状へと縛り付けてしまいます。

したがって、達成方法がわからない現状の外にゴールを設定すること、そしてそれを達成したときの臨場感を持つことが現状から飛び出す際のコツとなり、とても重要になってくるのです。

抽象度の高いwant toでやりたいことがあり、 行動するかどうか迷ったときは一歩踏み出してみることをおすすめしています。

大丈夫ですよ。

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